QBHコネクタ付き
3Dガルバノスキャナ

メーカー:RAYLASE

概要と特長

RAYLASE社のAXIALSCAN FIBER 30 3軸スキャンユニットは、電気自動車の溶接プロセス向けに適した製品です。本体システムは、上部または下部の多方面からの機械的インターフェースを装備、または側面にロボットフランジを使用して任意のレーザーシステムへ統合できます。

 

内蔵のファイバーコリメータにより、ビーム光路を調整せずに光をレーザーファイバーに集束させることができます。 また外部保護ウィンドウは、すばやく簡単に交換できます。 カメラと溶接の監視モニタは、波長に依存する(色収差)収差なしにプロセス光出力に適合させることができます。すべての光学部品は防塵性があるため、過酷な産業環境での使用に最適です。AXIALSCAN FIBERには、20mmミラーアパーチャタイプもご用意しております。

 

・大面積加工エリア/スモールスポット径
・内蔵コリメーターによりビーム位置合わせ不要
・QBHコネクタに簡単組込
・最大入力パワー:4kW
・QBHファイバーソケット
・Fθレンズ不要
・完全防塵構造

2D/3Dガルバノスキャンヘッド-セレクションガイドPDF

 

ロボット固定用アダプタ(オプション)
同軸観察モニタ(オプション)
保護ガラスカバー

 

走査エリア構成例

加工エリア [mm x mm] 250×250 300×300 400×400 500×500 600×600 700×700 800×800
ワーキング距離 [mm] *1 256 318 442 566 689 813 937
スポットサイズ1/e²[μm]*2 32 38 49 60 72 83 94
焦点レンジ [mm] 25 48 117 224 377 591 885

*1 出射エッジ面から加工面までの距離
*2 ビーム品質 M2= 1(標準ビーム発散100mrad、ファイバーコア直径14μm)
注:ビーム発散角が大きくなると、スポット径も大きくなります。

 

製品仕様

電圧 48V
電流 4A RMS, 最大8A
リップル/ノイズ 最大200mVpp, @20MHz バンド幅
周囲環境温度 +15℃~+35℃
保存温度 -10℃~+60℃
湿度 ≤ 80 %(結露無きこと)
IPコード 64
Interface信号,デジタル RL3-100プロトコル,XY2-100-Enhancedプロトコル, SL2-100プロトコル
分解能 XY2-100-E16ビット 12μrad
分解能 RL3-100/SL2-100 20-ビット 0.76μrad

 

 

開口径依存仕様–メカニカルデータ

偏向ユニット AXIALSCAN FIBER-30
レーザーファイバーソケット QBH
ファイバーソケット位置 オプション:上部(T)または背面(R)
重量[kg] 約12
寸法(LxWxH)[mm]
(ファイバーソケット・電気プラグ接続を除く)
270.0×140.0x320.0